今日母親のお迎えで片道15分ほどドライブしてきました。やはりパワー感が今までよりもあって余裕があります。ですが、モーター領域が広くなり、その分高い速度域でエンジンが始動した際のトルク変動が大きく感じられます。
三気筒のエンジンは低音を強調していてノイズは少なめなもののボリュームは以前の四気筒よりも大きめです。フロアがブルブル共振しているのか、エンジンが唸っているのか分からないようなノイズが発生する事もありますが、慣れてしまえば気にならないと思います。
前のアクア同様横揺れを多少感じますが、サスペンションの動きはボディ剛性が高くなったお陰か良くなったと思います。乗り心地は良いと思います。
特にブレーキはとても自然なフィーリングになりました。特に停止直前に回生ブレーキが失効した後のような抜け感が無くなり、滑らかです。制動力も以前よりも立ち上がりが早く、信号などで強めにブレーキを掛けた時も滑らかに止まります。
でもエアコンやナビなどの操作感はかなり煩雑です。ボタンだったりディスプレイでの階層メニューだったりでここは洗練とは程遠く、アクアのようなベーシックカーはエアコンなどのハードウエアは物理ボタンで、オーディオ、ナビなどのソフト操作はディスプレイ内のソフトウエア階層メニューへ整理してもらいたいです。今はごちゃ混ぜでA/Cのオン・オフが一目でわからなかったり、万人に優しくない設計だと思いました。
でも総じて同じハイブリッド車と言っても別のクルマになったような進化っぷりで、これならCTから現行プリウスやレクサスUXなどに乗り換えた際にも同じように満足するはずです。そう言えばドアロック音、アンロック音も従来のピッ、ピッピッと言う音からピアノのような優しい和音になっていました。4月頃まで待ってもUXやヤリスクロスのレクサス版などの販売の動きが無く、プリウスを選んだとしてもかなり満足出来るのでは無いかと思います。
次期CTもどうやら発売されるような記事がありましたが、2024年と先になります。2023年以降はスバルからのトヨタ製ハイブリッドシステムの搭載車販売(インプレッサなど)も予定されていたかと思います。待った方がラインナップは充実していくのですが、CTとの性能差は開いていく一方で2023年中には買い替えを検討したいと思うくらい、アクアの出来は進化していました。