昨日は関東でも雪が降りましたが、新潟も昼前から雪でした。しかし南岸低気圧による雪なので、過ぎてしまうと上空が暖気に入れ替わり午後からは雨になりました。
先日の大雪も道路はもちろん陽当たりの良いところは雪が消えました。
この南岸低気圧ですが、数年に一度ですが、大雪を降らせています。
母方の祖母が亡くなった9年前に大雪となり雪道の中、実家へ帰省したことがあります。当時は神奈川に住んでいたのでスタッドレスタイヤなど不要で、準備していたカーメイトのバイアスロンアスリートというタイヤチェーン（ゴムチェーン）でおよそ200km走行して実家へ帰りました。大雪と言っても横浜横須賀道路や首都高はもちろん、東北道まで積雪は少なく、物凄い走行振動でとても疲れました。
新潟に来た今はスタッドレスタイヤ装着ですので、同じような雪道は何ら問題なく走行できます。
次々と高速道路が通行止めになる中、舘林で高速道路を下りてからは道路が白くなったので、振動が和らいでホッとした一方、これ以上雪が深くなったらどうしようと更に不安が増した記憶が今でも残っています。
そんな大雪を降らせる南岸低気圧ですが、強い寒気が無ければ大雪にはならないようです。気温も上がっていて凍結も無く、ニュースで騒いでいたような事にならず良かったです。そう言えば9年前も3日後には道路からすっかりなくなっていました。
過去には大雪で首都高内に立ち往生したクルマが多数発生して、1週間近く湾岸線が通行止めになった事もありますが、最近はそこまでの大雪がありません。
最近日本海側でも雪が増えたという印象がありますが、このあたりではむしろ減ったという話を聞きます。一昔前には屋根に近い位まで降った！という事もあったそうです。今ほど物流が発達しておらず、高速道路も無いので、それらが麻痺するような事も無く、鉄道の運休も最小限で普通に仕事もしていたと聞きました。それに比べたら今は騒ぎすぎなのか、関東だけでなく新潟など雪国も脆弱になってしまった印象です。当時が向こう見ずの勢い任せだったのか、今が過保護なのか分かりませんが、今年の3年目の冬はそんな印象を受けました。
雪は日本の冬の貴重な資源だと個人的には思っています。スノーボードを中心に雪は昔から大好きなので、そんなに嫌ってくれるなと思いつつ、週末の雪のニュースを見ていました。
