今日は朝からディーラーへ不具合の出たフロントガラスを交換してもらいにCTを預けてきました。仕上がりは明日になるので、本日は代車で帰宅です。
今日の代車はIS300hVersion Lでした。
マイナーチェンジ前の型ですが、走行距離はたった80kmで新車でした。久々にセダンを運転しましたが、サイズがちょうど良く、CTと比べても運転しにくいという事はありません。
ボディーカラーはレッドマイカクリスタルシャインです。
ISの特徴とも言えるクリアランスランプが離れたヘッドライト。マイナーチェンジでウインカー含めフルLED化されましたが、こちらは電球です。ヘッドライトはCT同様LEDです。
CTのエレクトロシフトマチックに慣れているので、ゲート式シフトのようなパターンはやや煩雑に感じました。誤発進などに対しては、このオーソドックスなパターンが一番無難そうですが。ドライブモードセレクトは質感の高いメタル製です。
このシフトに触れているとエンジンだったりモーターの振動が伝わってきてなかなか良いです。あえてそういう演出がなされているようです。
しかし、昨今のこのクラスのクルマに装備されているブレーキのオートホールドや電動パーキングブレーキの装備は未だにナシ。。。ゴルフですら装備しているので、是非装着して欲しいですね。
リモートタッチは質感は高いのですが、ENTERボタンが無く、ノブを押してENTERとなります。マイナーチェンジ後はENTERボタンが復活したようです。
CTにはシートヒーターはありますが、ベンチレーション機能はありません。このベンチレーション機能はとても良いです。冬場でも暖かくなると厚着しているせいで蒸れたりしますが、快適です。これは次回購入するクルマに欲しい機能です。
このシートのパーフォレーションに空気が吸い込まれていく感じです。
ミラースイッチも質感が高いです。ボタンがひと世代前のモデルと異なり、トヨタっぽく無いところが良いですね。
ウインカーはクリック式でガチャッと倒れません。最初操作しにくいと思いましたが、慣れると自然でした。レバーのデザインもトヨタっぽく無くて良いです。
ワイパーレバーも同様でごちゃごちゃしていないところが良いです。
メーターはアナログ自発光タイプでオーソドックスです。真ん中のTFTディスプレイは先日の代車オーリス同様、やや高級感を削ぐというか、フォントを含めデザインがイマイチでこれだけはトヨタっぽい感じです。
40kmほどドライブしてきました。燃費はディーラーを出る時にリセットして、21.1km/Lとなかなかでした。2.5リッターハイブリッドシステムは良くも悪くも走行感覚はCTの1.8リッターのスケールアップ版といった感じです。パワーには余裕がありますが、音や走行感覚はCTとほぼ同じです。これはもうちょっと何とかならないものでしょうか。。。
エンジンは縦置きでFRというところがCTと違うところですが、コーナリングや駐車場での取り回しでのステアリング操作がスッキリしている点を除き、その利点は感じる事が出来ませんでした。。。
マフラーはバンパーに隠れていますが、左右2本出しです。排気音はほとんど聞こえず、2本出しである必要があるのか微妙です。。。
タイヤはヨコハマタイヤのブルーアースE51というエコタイヤでした。225/45R17とCTとほぼ同じタイヤサイズです。
変わっている点として、フォグの右側にエアダクトのような穴が開いています。
ダミーではなくタイヤ側へ通風するようになっています。意味ありげですね。
しかしルームランプは依然として白熱球です。実家のゴルフRは最初からほとんどがLEDだっただけにここはトヨタ的でいただけません。。。
ドアストライカーにはきちんとカバーが付いていました。CTには標準では付いていません。。。
しかし、ヒンジはボルト丸出しでした。高級車となるとここにもプラスチックカバーが付きますが。。。しかしCTを含め、このドア内部の塗装品質については、最高で評価したいところです。以前の日本車だとこの部分は艶が無かったり、色が違ったりしていましたが、輸入車同様、きちんと塗装されているところは好印象です。洗車しているとすごくきれいになります。
マイナーチェンジ後はレクサスセーフティシステム+が装備されましたが、レーダークルーズコントロールは全車速タイプではなく、クラウンなどと同じく30km/h以上で作動するタイプです。渋滞で使い物になりません。
このクルマが400万後半位ならまだ納得がいきますが、600万弱のします(笑)。これならアウディA4の18.4km/L走るFFモデルを購入した方が安全装備もほぼ全部入りで幸せになれそうです。600万円するのにスポーツモードにしたらプリウスと同じエンジン音・・・。街乗りでは満足できますが、それならCTやプリウスで十分ですね。
ただ、CTと比べると乗り心地は素晴らしく、低速でもサスペンションがしなやかで速度が上がってもその印象は変わりません。フロントは路面との接地性が希薄ですが、その分余計なインフォメーションが無い為、疲れないかもしれません。パワーもあるので、単純に同じレクサスのCTと比較したら良いクルマで欲しいと感じさせます。
しかし以前から感じているように、シャシーの剛性感はCT同様足らず、良く分からない速度域で共振したり、他社製と比較してしまうと、足りないところはまだまだ多いように感じられました。CTと同様、最近増えた荒れた舗装路を走るとフロアが共振し、内装がビビります。。。CTよりは圧倒的に抑えられていますが、実家のゴルフではこういった安っぽいノイズがありません。
少なくとも、安全装備が現行プリウス並みになって、電動パーキングブレーキなどが装備されたら買いかなぁと思います。次期CTがそれ位の装備になれば、買い替えたいと思うくらい、ハイブリッドの運転感覚が進化していると感じられました。
停止からの加速で、初期のモータートルクが高く、自然に発進できますし、停止直前のブレーキの違和感もほとんど感じませんでした。直前まで回生ブレーキが失効しないので、小さなディスクブレーキの宜しくないタッチになりにくい感じです。現行プリウスもこのあたりの評価が高いので次期CTは期待出来そうです。少なくともISほどのボディーサイズとパワーは私には不要ですが。。。
明日もこのISで朝から出掛け、CTを取りに行く予定です。ISを運転した後なので、CTのネガに色々気付いてしまいそうですが。。。