先々月の事ですが、LBXの補器バッテリーが長距離走行直後であるにも関わらず実家で洗車中に上がる不具合がありました。
その後、前回バンパー交換で入庫したついでに制御ソフトの書き換えを行ったとの事です。何しろ整備の証になるものが無く、口頭なので書き換えられた「らしい」としか言えません。
ちなみに先日の落下物でバンパーに亀裂が入り、車両保険を使って交換していますが、それも見積書やPDFなどのデータが無く、交換した「らしい」状態です。これも口頭で14万ほど掛かった「らしい」です。
ラゲッジルームの錆に見える塗装状態も同じく口頭で不具合ではない「らしい」お話をいただいています。
このように色々と積み重なってイライラしている状態でしたが、ゼミッタさんが昨今の対応について非常に共感できる動画を公開されていました。
ちなみに私のLBXはバッテリー本体は交換していない「らしい」状態です。繰り返しますが、ここ最近の整備に関する書類は一切発行されていませんので「らしい」状態と言わざるを得ません。
バッテリー上がりを起こして自分で対処された方はプログラム更新もバッテリー交換の対応も無いと言うのは信じられない対応です。顧客全員漏れなく連絡をすべきですし、1年点検ではなく、半年点検を設けるなどして状態を確認すべきだと思います。
中古車市場に出ているLBXは制御プログラムが更新済みであるか、補機バッテリーが対策品になっているかで価値が変わってしまうかもしれません。
てっきりLBXはセカンドカー用途が主と思っていましたが、私のように週末たくさん走行してギリギリという状態ですので、こんな状態でセカンドカーとして使えませんし、知人におススメする事も出来ません。寒冷地仕様なのにヘッドライトウォッシャーが無い事やPTCヒーターやウインドシールドデアイサーが装着されるのに補器バッテリーは同一サイズなど設計としてもコストに傾き過ぎている事にも疑問を感じます。
こんな状態なのでシートベンチレーションや電動チルト&テレスコピックステアリング、助手席パワーシートなどの快適装備の搭載が出来ない事も理解出来てしまいます。eラッチのイルミネーションが削られてしまったのも同じ要因だったのかもしれません。
良いクルマですが、製品としてはちょっと難しい製品になってしまっているなというのがここ最近のLBXに対する印象です。
私はバッテリー上がりを経験して対処も分かったので恐ろしさは軽減しましたが、仕事中など平日はもちろんの事、休日に行楽地などで遭遇したら、レッカー待ちなどでそれ以降の予定はすべてキャンセル、クルマのせいで台無しになるなんてこともあり得ます。
まだレッカーが来てくれるところなら良いですが、登山口駐車場など携帯の電波が繋がらないところは日本にまだいくらでもあります。そんな場所で上がってしまい、周りに人が居なければ命の危険にもなりかねない品質問題であると言う事も理解して真摯な対応をお願いしたいと思います。