今日は午後休暇をいただき、アンダーコート施工の終わったLBXを引き取りに行きます。昼一は代車のソリオで床屋さんへ行き、ついでに区役所で平日しか出来ないマイナンバーカードの電子証明書の更新手続きへ行きました。自治体によってはオンラインで出来る手続きのようですが、新潟市は窓口のみです。
ソリオはLBXよりも更にコンパクトで駐車が楽です。用事を済ませて途中でソリオへ満タン給油して施工店へ。
今回施工をお願いしたのは燕市のテクノプロタカイさんです。
ノックスドールのアンダーコートと言えばここと言う位施工実績が多いです。施工予約したのは年末年始の休暇中でしたが、2~3カ月待ち、1週間あたり2台のペースで施工するそうです。社長の人柄が良くついつい長話してしまいました。
お店でいただいた施工写真を掲載しておきます。
まずはフロントセクションです。
フロントセクションはサスペンションが錆びやすいボルトを含めて表面はノックスドールUM-1600で中空部分などは900や750など部位によって使い分けた施工がされています。
続いてミドルセクション、お腹の部分です。
こちらも同様に施工されています。マフラーパイプは耐熱シリコン塗料が塗られています。
続いてリアセクションです。
トーションビーム式サスペンションはもちろん、ラゲッジ部分の外板も満遍なく施工されています。マフラーも純正状態では溶接部分からもらい錆びのような錆が拡がっているのをヤリスクロスで見ましたが、しっかり塗装されました。3年保証で1年後と2年後に錆の有無にかかわらず上塗りしてもらえます。
続いて、フロントホイールハウスです。
フロントフェンダーライナーは外さす、マスキングして施工されています。ブレーキ周辺も聞き忘れましたが、おそらく耐熱塗料が施工されています。後ろ側のローターカバーなど全般的に施工されています。キャリパーもサービスで艶消しブラックにしてもらっています。
リアはライナーを取り外し、施工されています。
前車のCT200hではDIYでホイールハウスへノックスドールのオートプラストーンを施工していましたが、素人なのでこの時はフェンダーライナーは外しておらず、防音効果はあったものの、防錆と言う意味では今回の施工には到底及びません。
リアのフェンダー内装側も内張を一部浮かせて防錆剤を吹いてもらっています。
以上がいただいた写真です。ノックスドールのの施工保証書も付きます。何と6年耐久、5年保証です。一時間程度クルマや仕事の話などお忙しい中話し込んでしまいました。
家までのドライブで若干薬品のニオイがして、施工された実感がありましたが、変化はそれだけではなく、何となく静かになっているような気がします。ソリオに乗っていたので施工前後の明確な違いは分かりませんが、何となく静かです。
それにしてもLBXの乗り心地はしっとりしなやかでスッキリしていて他のクルマから乗り換えるといいクルマ感を実感します。
ブレーキキャリパーは純正では安っぽい銀色でサイズも小さいのでこのようにブラックアウトしてもらえて目立たなくなりました。
バッテリー電圧計を装着してみましたが、アクセサリーポジションで12.8Vと問題ありませんでした。しばらく挙動を見てみたいと思います。
家へ戻り、施工箇所を確認してみました。フロントサスペンション、ホイールハウスです。表面は乾いていますが、柔らかい事が特徴のUM-1600が分厚く塗られています。
リアのトーションビーム式サスペンションもこのように分厚く塗装されています。
マフラーも塗ってもらえてCT200h並みの見た目になりました。
かなりしっかり塗られていて、少なくとも見た目の錆は心配いりません。
こういった部分にも茶色っぽく見える防錆剤が施工されています。隙間に浸透して錆を防止する無溶剤タイプのノックスドール300だと思います。
ドアヒンジや錆を心配してキャップを装着したボルトにもしっかり吹かれていました。
施工後の説明でリアのラゲッジ部分の内板に塗装不良があるとのお話をいただきその写真もいただきました。
アンダーボックスの床板を外して、更にこの発泡スチロール製の工具入れを外すとスペアタイヤハウスがあります。
パンク修理キットなのでスペアタイヤは無く、ハイブリッドバッテリーのコントロールユニット?のようなものがあるだけですが、ここに問題があったそうです。
このように錆ではないのですが、表面塗装の一つ下の層?が浮いてしまい、気泡のような部分があります。この部分だけでなく高さの高い部分もあるので水の侵入ではなく、製造時の下地処理か異物混入などがあったのではないかとのお話でした。そう言えば、ネットで同じ状態の写真を見たことがあります。
左側です。画像左に塗料の浮き上がりと錆、右側のシーラントの右に浮き上がりがあります。
真ん中手前部分も浮き上がりと錆があります。この位置は高さが一番高くなっています。
左寄りにも塗料の浮きがあります。
一番左の方は良好な塗装状態です。
塗料が浮いていて、爪を立てたりすれば剥離しそうな表面状態です。
自動車板金塗装の一般的な品質管理では「不良」レベルだそうです。メーカーの品質管理では「良」になっているという事になりますので、レベルの低い品質管理と言わざるを得ません。こうなると剥がして補修したとしても工場施工の良質な塗膜の状態には戻らないそうです。
工業製品として「見えない部分の品質はどうでも良い」という基準は有り得無いのでディーラーへ連絡してみることにします。
そう言えばCT200hでも冬場の鉄粉付着がありましたが、LBXでもリアハッチにはたくさんの鉄粉が・・・。明日から実家へ帰省する予定ですので、鉄粉取りシャンプーで除去したいと思います。