CT200hとドライブ日記

レクサスCT200hとドライブ日記♪ 無事故!無違反!?無駄走りw

LBXの制約

LBXは装備面で不足するものが多いと言われています。そこには制約があるようです。

軽量、コンパクトに設計されたGA-Bプラットフォームには色々と制約条件があるそうです。搭載できるエンジンは幅の関係で3気筒まで。4気筒は載らないようです。つまり今開発中の1.5リッター4気筒エンジンはよほどコンパクトに設計されない限りそのまま載せる事は出来ず、必然的に3気筒エンジンで成立させています。

プラットフォームの強度を保持する為には乗せられる装備の重量にも制約が生まれます。日本仕様はシートのカバーを深く引き込む「深吊り構造」が採用されています。着座時のシートカバーのテンションを深吊り部が吸収することで突っ張り感を軽減し、臀部の圧力集中を低減させることでクッション性を向上とあります。その分重量はかなり増えてしまい、助手席は手動シート、シートベンチレーションもパワーシートの容量不足で付けられなかったそうです。電動ステアリングコラムが無いのも重量とコストでしょうか。初版のカタログには掲載されていたアウタードアハンドル照明が削除されたのも重量はそれ程でもないと思いますのでコストでしょうか。

FF車のリアサスがトーションビームだったり、AWDでも2リンクダブルウィッシュボーンというシンプルな構造になっているのも重量を抑える為のようです。もちろんコストも大きく関係していると思います。

ここまでは苦肉の策であることが分かりますし、許せるのですが、何故かナビゲーションシステムは通信式のコネクティッドナビで車載ナビがありません。通常使用では大きな問題にはならないかもしれませんが、検索や自宅周辺から80km以上離れた地図表示のレスポンスが悪く、トヨタのものと同一品との事です。この辺はプレミアムブランドの装備とは言えず、コストカット以外の理由は無いと思いますので、今すぐに改良を望みたいところです。この辺はあまり試乗インプレッションで採り上げられていませんが、所有するとしたらかなり気になる部分だと思います。

少なくとも今乗っているCT200hよりも退化する部分は無い方が良いのですが、比べてしまうと少し我慢が必要な部分もありそうですね・・・。

今改めてCT200hのコンセプトや性能を見直すと自分にマッチしていたクルマだった事が分かりました。LBXは現代のCTを解釈したものと言われますが、車格としてはCセグメントのCTよりも下のBセグメントのクルマです。そのことを十分理解して購入する必要がありあそうです。

プライバシーポリシー