今日UX300hが発表されました。
予想していた通り、第5世代のTHSⅡに置き換わった模様です。排気量はそのままながら効率アップはスマートです。ただUX専用開発のパワートレインではなく、日本で販売していないC-HRと同じもののようです。UXと競合するので日本で販売されなくなったのかもしれません。Always Onに則り、シフトレバーが旧態依然としたスティック式からエレクトロシフトマチックに変わったところは素晴らしいと思います。4年ほど前に試乗した際にとても違和感があった部分でした。周辺のパネルの質感もアップしたようです。
しかし特別仕様車は無くなり、フェンダーアーチモールがカラードが選べなくなっています。LBXが無ければこのUX300hを注文していたところでした。
というか、改良前の特別仕様車を以前見積もってもらっていた際に購入していたら、たった1年足らずで大幅な改良となり、今頃残念に感じていたかもしれません。CTは廃止までほとんどパワーに関しては変化が無く、マイナーチェンジを繰り返していたので、これだけ長い事乗る事が出来ていると思います。その点、こういう改良があるとどう感じるのか気になるところです。
燃費もカタログ値が改善していて実用燃費も大幅な改善が期待出来ますし、パワーも上回ります。現行オーナーは悲しくなるような変更となっているので、自分が買っていたらと思うとあまりいい気分ではないかもしれません。一方でパワーに期待して購入するクルマでも無いので、どうでも良いという考えもあるかと思います。しかし燃費に関しては私は第一に気にするところでもあるので、やはり気になると思います。
間違いなく魅力はアップしたと思いますが、一般的には購入の機会にはなりにくい変更点で、販売台数が大幅に伸びるような事は無いような気もします・・・。
LBXも騒いでいるのはメディアだけで、一般顧客受けはあまり良くないようですが、私はBispoke Buildが再販されたらすかさず注文したいと思っています。同じBセグのプジョー2008もLBXと同じく気になるクルマですが、マイチェン後はナビアプリが入っておらず、接続したスマホアプリに頼らざるを得ない事から、その面ではイマイチと思っていますが、デザインはやはりかなり上で、1.5リッターディーゼルの燃費も魅力的です。価格も値上げしてもなお安いと感じるレベルで納期が良ければこれに決めたくなるような魅力を感じています。
ディーゼルもそのうち買う事が出来なくなる気がするので今のうちと考えると、LBXのマーケティングがもたついている間、一度2008を購入して楽しむという考えもアリかもしれませんね。
UXは次の改良では外装にも手が入ると思いますし、いつが買い時か分かりにくいクルマとも言えますが、今回の改良内容は単なる見かけに留まらない素晴らしい改良だと思いました。