トレッキングと言うとレイヤリングシステムが重要と言います。夏山ではTシャツ1枚で登っていましたが、さすがに秋になると下に長袖Tシャツを1枚プラスしました。
そして先日の谷川岳はレイヤリングシステムとやらを試してみました。
アウターレイヤーはソフトシェルとしてノースフェイスのコンパクトジャケットを羽織っていましたが、登り始めと下山時は暑くて脱ぎましたので、頂上の雪山の時に着たくらいでした。
ミッドレイヤーはサーマルバーサグリッドフーディ(Thermal Versa Grid Hoodie)という大小2種類のグリッドフリースからなる通気性と保温を兼ねた軽いフリースです。トレッキング専用ではありませんが、これがとても良かったです。
ベースレイヤーはエクスペディションドライドットジップハイ(Expedition Dry Dot Zip High)。これもサラッとして蒸れを感じさせない優れものでしたが、部位によっては湿り気がありました。
ドライレイヤーとしてロングスリーブドライクルー。肌面には繊維内に水分を含まないポリプロピレン、表側に吸汗拡散性を持たせたポリエステルを配備したアンダーウェアです。1日行動してこれも蒸れは軽減してくれましたが、湿り気はありました。
タイツもドライトラウザーズというロングスリーブドライクルーと同じ素材の物を着用。こちらはサラサラで蒸れは無く、寒くも無く暑くなりにくいハイテク素材です。
そして追加で購入してみたポリプロピレン製のもう一つのドライレイヤー、ショートスリーブハンドレッドドライクルーです。
このようにメッシュになっていて素材がポリプロピレンなので水を含みません。
夏でもないのになぜにメッシュTシャツ?と思うかもしれませんが、これを着る事によって汗を拡散させて更にサラッと暖かさが持続するようになるようです。早速今週末の登山で試してみたいと思います。
先週の谷川岳で準備不足を痛感したのが雪対策です。チェーンスパイクを購入しました。
ブラックダイヤモンドのアクセススパイクというチェーンスパイクで予想以上に軽量・コンパクトです。専用ケースに入っています。
ゴム製のバンドでトレッキングシューズに固定します。
早速試しに装着してみたところシンデレラフィット。先週の谷川岳でこれを準備していたらどれ程安心して行動する事が出来たか・・・。
14本も爪がありますが、低い爪なので、雪がしっかり凍り付いたような岩稜帯などでは本格的なクランポン、セミワンタッチアイゼンと冬用のトレッキングシューズが別途必要になりますが、先日のような積雪や春先の残雪であればこれで事足りそうです。
後は防水のGORE-TEXグローブにGORE-TEXのハードシェルがあれば完璧です。グローブは甲側がメッシュの物を使っていたところ、雪が入り込みビショビショに・・・。
ハードシェルは暑がりなので、それ程防寒のあるものは必要ないと思っていて薄手の物を準備中です。また今週末のトレッキングが楽しみです。