CT200hとドライブ日記

レクサスCT200hとドライブ日記♪ 無事故!無違反!?無駄走りw

桧枝岐・只見方面へ

昨日は桧枝岐までゴルフRでドライブに出掛けて来ました。桧枝岐は日光を挟んで私の地元の真北に位置しており、なんだか所縁がありそうな興味深い場所でした。

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行きは国道122号線で日光へ向かいました。122号線は日光に向かうクルマやバイクでそれなりに混んでいましたが、渋滞することはありませんでした。121号線で鬼怒川方面へ走ります。途中日光江戸村や東武ワールドスクウェアなど昭和のテーマパークを横目に走り、五十里湖(いかりこ)を過ぎたあたりの山王峠のふもと、道の駅たじまで休憩しました。この辺からはクルマの量もすっかり減りました。

山王峠は歴史のある峠で関東と東北を繋ぐ重要な道だったようです。
オブローダーのヨッキれんさんの記事です。

小学生の頃だと思いますが、祖父が運転するクルマで喜多方ラーメンを食べて、帰りにこの国道121号線で帰ってきた記憶があります。五十里湖に着いた時には夕方になり暗くなり始めていたことを覚えています。
祖父は無類のドライブ好きで遠く青森まで愛車のカローラで旅行へ連れて行ってくれたことがありました。何度も東北方面へ出掛けていて峠や秘境をほぼ抑えていた記憶があります。

その後、丁字路を左折し、国道352号線へ。途中前沢ふるさと公園で曲屋を見学しました。

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曲屋集落へ向かう橋から。水がキレイです。

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こちらが見学できる資料館です。

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曲屋はこのようにL字型の建物の事を言うようです。

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昔の農機具や山仕事の道具、馬を屋内で飼っていた様子が見学出来ます。

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建物の中はとても広いです。

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寒い地方なので囲炉裏が大きめの各部屋にありました。

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熊の剥製です。

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屋根裏も物置のようなスペースがありました。

明治40年の建物とのことですが、火事で焼失して建て替えているので、実際はそれよりも歴史が深い文禄年間1592年からあるようです。見学可能なのはこの資料館のみで、他のお宅は普通に生活されているため、外からの見学のみです。それでも住んでいる方は気さくで良い雰囲気でした。

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枯れてしまっていますが、前沢の大スギです。こんな大木もあった歴史を感じる集落でした。

このあと桧枝岐村へ行き、裁ち蕎麦丸屋さんへ。
繋ぎを使わず薄く延ばした蕎麦を裁つ製法で、コシのある江戸蕎麦とは趣が異なり、美味しかったです。

昼食の後はミニ尾瀬公園を散策しました。

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雪解けから間もないと言う事もあり、緑は少なめですが、ふきのとうやツクシ、水芭蕉が咲き始めていました。

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ゴールデンウイーク後半というのに人が少なく、ゆっくり散策出来ました。

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ミニ尾瀬公園からも尾瀬の燧ケ岳が眺望できます。

桧枝岐から奥只見に至る国道352号線はまだ冬季通行止めで6月にならないと通行出来ません。このこともあるのか、クルマの量はゴールデンウイークと言う事を考えると非常に少なかったです。少し遠回りですが、国道352号線を戻り、国道401号線、国道289号線で只見町へ。

田子倉ダムへ立ち寄りました。

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1960年に完成したダムで結構古いです。観光客はそれなりにいましたが、ひなびた風情があります。

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水力発電用のダムでダイナミックな堰堤。

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貯水は雪解け水などが主なので水質は良さそうです。

田子倉ダムから小出方面へ国道252号線を進みます。

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六十里越の記念碑あたりからの田子倉ダムの貯水です。

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こちらは通れなかった奥只見方面の眺望です。まだ雪が沢山残っています。

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六十里越雪割り街道を通り、小出へ降りました。4月上旬に除雪作業が行われ、4月25日に再開通したばかりです。長い長い峠道ですが、実際に60里は無く、実際は6里くらいかと。尺度が現代と違ったか、10倍くらい長く感じるほどの峠道だと言う事を意味するようです。

それにしても桧枝岐へ至る国道352号線といい、この国道252号線といい、冬に備えたスノーシェッド、ロックシェッドの整備がかなり充実していました。これだけしないと豪雪によって冬季の通行や、雪解けの季節に安全に通行可能とすることが難しいと言う事でしょう。

小出からは関越自動車道で帰ってきました。関越自動車道の新潟県側は地元にいる時に毎年のように寺泊に海水浴や釣りに出掛けており、何十回と通っている懐かしいルートです。新潟中越地震の際には路面が波打ったり、橋梁の前後に段差が出来ていましたが、今ではキレイになっていました。赤城ICを過ぎたあたりから渋滞でしたが、朝6時半に出て、夕食を食べて19時過ぎに帰宅。12時間以上楽しみました。

距離を走ったのでゴルフRの燃費は14.5km/Lとカタログ燃費を上回りました。たぶんこれまでで最高燃費だと思います。

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CTと違って山坂道や高速を走ると良くなるようです。このドライブで400km以上走行しましたが、疲れは全くありません。タイヤをREGNOに替えるまではDCCをコンフォートモードにしていましたが、替えてからはノーマルモードでちょうど良いしなやかさです。ややタイヤの捻じれを感じますが、滑り出す挙動は私くらいの運転では皆無です。

パワーについてはCTと比べるまでもありませんが、コーナリングはリアシート下に重量物のバッテリーを積んでいるCTの方がスムーズで、ゴルフRは頭が若干重く感じられます。何にもストレスを感じる事無く良く走るゴルフRはいいクルマに違いありませんが、バッテリー容量や回生ブレーキなどを気にしながら走るCTもいいクルマです。
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