東京オートサロン2024で公開されたLBXのハイパフォーマンスモデルはF SPORT performanceではなくMORIZO RR CONCEPTでした。
直列3気筒1.6リッターターボG16-GTS型を搭載し304PS/6500rpm、最大トルク40.8kgm/3250-4600rpmエンジンでフルタイム4WD、Direct Shift 8ATを搭載するスポーツモデルでした。GRヤリス RZ “High performance”と同様のスペックのようです。
VWグループでも同じパワーパックを多数のモデルに使い回す手法はベースモデルからスポーツモデルに至るまで使われていますが、買う側にとってはオリジナリティーが無くなり所有する歓びを削いでしまう事もあるので、歓迎すべき事でないかもしれません。
とは言え、このMORIZO RR CONCEPTは内外装ともに特別な加飾が施されていて特別感はあります。しかし私が購入できる価格帯をオーバーするのは確実ですし、パワーよりも長距離を走る事に愉しみを感じていて、燃費を重視しているので興味が湧きません。
こういったハイパフォーマンスモデルは通常モデルにモアパワーが求められていた低性能時代にもてはやされましたが、軽自動車でも普通に楽しく走れる現在では時代錯誤・・言うか憧れる人はかなり少ないのではないでしょうか。
このモデルよりもBispoke Buildの再販を待っています。しかし次にオーダー出来るのは2025モデルかもしれませんね・・・。