今日は父親が運転するゴルフRで毎年訪れている上田のリンゴ農家さんへ行きました。行きは北関東道、関越道、上信越道で途中、北関東道の波志江PAのコンビニでサンドイッチとコーヒーを買って朝食を済ませました。ドライブの時の朝食は座っているだけなので軽めが良いですね。
後は佐久平PAでトイレ休憩して一路リンゴ屋さんへ。
今年はもう葉が黄色くなっていて、昨年よりも出来が早そうです。周りのリンゴ園も収穫済みでした。
農家さん曰く今年は実の大きさが少し小さめで味も薄めなとの事でした。それでも切って差し出された獲れたては瑞々しく格別に美味しいですね。やっぱりリンゴはふじが一番かもしれません。
たくさん購入してお土産に自宅用のリンゴまでいただき、ゴルフRのラゲッジルームがリンゴでいっぱい、リアシートに置くくらい購入しました。
リンゴ園の後は上田城址公園で昼ごはんまでの時間を潰しました。先日一人旅で新潟から来ているので二度目です。
真田井戸。先ほどのリンゴ農家さんがある太郎山山麓まで通じていたとか書いてありました。そこそこ遠いので本当なら凄いですね。
上田城址のもみじはまだ見ごろでした。
昼食は鯉西さんで鯉のうま煮定食と洗い、川魚のカジカの天ぷらを頂きました。ここのお店のうま煮はかなり味が入っていて、美味しいのですが、家族の好みは以前食べた佐久の三河屋食堂さんのうま煮に軍配が上がりました。
好みもありますので一概には言えないかもしれませんが、確かに三河屋さんの方が作りたてでジューシーな食感だったような気がします。
食後は国道144号線で嬬恋方面へ向かい、田代湖あたりが土砂崩れで通行止めなので、とても景色の良い嬬恋パノラマラインで迂回し、八ッ場ダムに立ち寄りました。
八ッ場ダムは満水状態でした。出来て1年くらいなので水はキレイに見えますが、上流には温泉地があり、酸性水を中和する施設があるような川の水なので、害が無いとは言えなそうです・・・。
ダム堰堤の下流側には吾妻渓谷が見えます。この渓谷を潰してまで作る価値が本当にあったのか疑問です。昨年の台風で機能したとかいう記事を見ましたが、あれは今日のように満水に近い状態に無く、偶然機能したように見えただけなのでは・・・と。
今は新しいので話題性があり、人を集めていますが、そのうち他のダム同様閑散として人気が無くなり、その機能も分かりにくい施設にならないようにダムカード配布だけじゃなく長所をもっとPRすべきだと思いました。
少なくとも吾妻渓谷を超える魅力が無ければならないハズです。上毛かるたにも読まれている吾妻渓谷は幼い頃からカーブを描きながら谷を進む特徴的な道路風景が心に刻まれています。今では上信道路の一部となるバイパス道は高規格で、草津温泉の観光客を受け入れるのに十分な道路となりました。観光地としての魅力は吾妻渓谷が半分くらいになってしまい、その道路風景も失われ、低下してしまったと感じます。やはり自然に人工物は勝てませんね。
色々と問題があって長期間に及んだダム工事も出来てしまえばこんなものか、と。
最近は大雨に関する災害がとても多く、脱ダムから一変、必要論も出てきています。群馬県にはダムがたくさんありますが、その多くが年数を経て土砂が堆積しつつあります。見かけ上は変わらないダムも流入した土砂の分だけ貯水量が減り、巨大な砂防ダムになってしまっているようなことは無いのでしょうか・・・。そうなるとダムの治水の効果なんて人の人生よりも短い可能性だってありそうです。浚渫などで土砂を取り除くにも膨大なコストが掛かりますし、ダムで恒久的な治水は不可能なんじゃないかと個人的には思っていたりします。
そんなことを感じながら、昨日の帰り道と同じ赤城南麓を通り、帰宅しました。
やはりゴルフRの方が運転するにも乗せてもらうにも高速道路とこういう信州・上州の急な山坂道では心強いですね。CTでこういうドライブするとあからさまに燃費の数字が悪くなるので、ゴルフRに比べたらそれでも断然に良くても不満に感じたりするのは不思議ですね。
