今日はまた庄内へ。大昔に両親と1泊でこの地方に旅行に来ていますが、出羽三山神社のどれかに行った記憶はあるものの、その神社が三山のうち全て訪れたのか、どれか1つだったか忘れてしまったので、一番行ってなさそうな湯殿山神社へ行くことにしました。
今日は国道113号線に入りそびれて、一つ内陸の県道3号で北上します。もしかしたら小学生時代に笹川流れに行った時に通った道路はこっちだったかもしれません。定かではありませんが、海岸線の国道113号線ほど広くなかったような気がします。
国道345号線を笹川流れ方面へ北上するとこういう集落がたくさんあります。おそらく漁を生業にしていると思いますが、家が密集してたくさんあります。住んでいるのか空き家かは分かりませんが、このような街から離れた不便そうなところにこれだけの家があるのが不思議です。
今日はいつもよりも少し時間が遅く、上り方面のピンク色のE653系いなほとすれ違いました。
国道7号線に合流して、三瀬のトンネルを抜けるとやはり信号に引っ掛かりました。5月末で営業を終えた琴平荘に行く交差点です。また来シーズン行きたいと思います。
今日は気温が高く、高速道路も使っていないので、鶴岡あたりで給油後平均燃費が30.0km/Lになりました。
11時になったので庄内物産館の庄内ラーメン街道第三弾つけ麺道「癒庵」で醤油つけ麺中盛を頂きました。6月末までの限定営業だそうです。麺のコシが凄かったです。
腹ごしらえ後は、国道112号線月山花笠ラインで湯殿山神社を目指します。
途中で左折して、しばらく山の中を走ると料金所があります。通行料金400円です。まあ駐車料金のような感じでしょうか。
料金所の横には昔宿舎?として使っていたと思われる廃墟がありました。こういうのは壊して欲しいですね・・・。
料金所から少し道が狭くなりますが、ところどころ広くなっているので離合は問題ないと思います。
5分ほどで駐車場に到着しました。デカい鳥居が出迎えてくれます。
立派な鳥居です。ここから1.2kmほど歩きます。バスもありますが、途中の景色を楽しみたいので徒歩にしました。
こんな岩肌があります。この辺りの地質はこんな感じの岩で出来ているようです。
山にはまだ残雪が残ります。
湿原があり、水芭蕉の群生がありました。
既に花は終わっていますが、1輪だけ咲いていました。
歩いているとところどころに神社と言うか石碑があります。
こんな滝もあってバスで過ぎてしまうのは勿体ないと思います。
温泉と思われる赤錆色の水が湧いて流れています。ここはありがちですが、血の池だそうです。
道のすぐ脇にも残雪がありました。気温がこんなに高いのに冬から今日までなんで雪が残るのかメカニズムが良く分かりません。
登りで汗が噴き出しました。ここから撮影禁止になります。牛の石像が左奥にありますが、同じような物が先週の土曜日に行った小諸の布引観音にもありました。
「語るなかれ、聞くなかれ」と言われているので多くは語れませんが、出羽三山の奥の院とされる本宮は、写真撮影禁止で参拝は土足厳禁という厳しい戒めで知られ、参拝に訪れることでしか見ることができません。参拝者は裸足になりお祓いを受けるのが決まりです。ちょっとコロナが心配でしたが・・・。神殿はなくご神体は熱湯の湧き出る茶褐色の巨大な霊巌です。ここは確かに来たことは無く、初めてでかなりパワーを感じました。
帰り道は下り坂なので景色を楽しみながら駐車場に戻ります。クルマに乗る前に玉こんにゃくを食べました。
帰りは山形方面へ下りて、国道458号線で大江へ。大江から国道287号線で最上川沿いに長井へ。もう少し遠回りして帰りたかったのですが、ネットで購入した通勤で履く夏用のスラックスが19時以降に時間指定していて届くので早めに帰る必要がありました。
途中、国道287号線から見える山のずっと向こうは日本海で国道7号線と並走していますが、磐梯朝日国立公園の山々でその間に道はありません。
国道113号線で小国方面へ向かいます。
途中、見える飯豊連峰はまだ雪がたくさんあります。昨年の今頃はほとんどなかったように思いますので、やっぱり今シーズンは雪が多かったようです。
国道290号線で関川から新発田へショートカットします。
帰りに国道8号線から見えた弥彦山。この季節になると湿気で霞んだ景色になってしまいますね。
湯殿山神社本宮の御朱印入り手ぬぐいです。部屋に飾っておくことにしました。
湯殿山神社は初めてだった事が分かりましたが、行って良かったです。
来週は1日ドライブしたら1日は日帰り温泉に行って温泉やサウナを楽しんでマッサージでもしてもらってリラックスしようかと思っています。毎週2日ドライブはさすがにちょっと疲れます・・・。