スカイラインの2リッターターボGT200-tが登場・・・と喜びかけたのも束の間。。。ベンツのエンジンとトランスミッションをパッケージで搭載しただけのモデルでした
ダウンサイジングに出遅れた感のあった日本でようやく2リッターターボがトヨタから発表され、ダウンサイジングがようやく進むと思われた直後なので、ちょっとガッカリです。と言うのもスペックは本家E250と同等ながら燃費ダウン。そのスペックもトヨタが発表しているものよりも下なので結局二番手になることが決まってしまっています。価格もスマートではありませんでした。
良いものを輸入して改善して更に良いものにするのが日本の製造業の役割な気がしますが、数字で改善が見えないのは工業製品として如何なものか。そもそも日産自体が納得しない製品開発だったからこうなってしまったのか。。。
ただ、比較をしなければ魅力的な車種であると思います。ファンの方はそんな事気にすることではありませんが、スカイラインは日産の技術の結集だったのではないでしょうか。スカイラインのファンだった会社の先輩は既に手放し技術力でアピールするアウディへ乗り換えてしまっています。。。日産マークを外し、何を売りにしているか分からないメーカー同士のおつきあいで出してしまったクルマに思えてしまいました。フーガから始まった?都市でも郊外でも何だか日本に馴染まないデザインと思いますが、実車を見るとなかなか良いかもしれないデザインもスカイライン???という感じで馴染みません。その点クラウンは形をそれ程変えず、時代に沿って評価だけ良くなっていくようで何だか凄いクルマだと思えます。。。
その点レクサスブランドは手探り中というか、迷走中な気がします。週末に現行のスピンドルグリルのLSとその前のLSを同時に目撃しましたが、何故か先代の方が洗練されていて日本車らしい佇まいに感じられました。それをクルマ好きの弄り好きが改造すると人と違った部分をアピール出来るのでしょうが、現行は弄り甲斐も無さそうで悪そうな顔つき標準装備・・・。
日本の自動車文化って・・・と最近考えされられる製品が多い気がします。。。
一時はハイブリッドや低燃費技術など見るべきところが多く、世界的にも優れているクルマが見られました。消費者がそれ程悪いとは思えませんが、クルマファンとしてはガッカリさせられてしまう動向だと思いました