CT200hとドライブ日記

レクサスCT200hとドライブ日記♪ 無事故!無違反!?無駄走りw

LBXの寒冷地仕様車

今年は暖冬でここ新潟でも本格的な降雪は数回に留まっています。こちらに引っ越してきた2019年~2020年もやはり雪が少なく、何だこんなものか・・・と思っていましたが、翌年から昨年は大雪もありました。その雪の中のドライブではワイパーの可動部両側に雪が溜まり、ブレードが乗り上げたりして頻繁に除去したりする必要があり気温が低下すると凍結してしまいます。

そんな訳で寒冷地仕様に装着されるウインドシールドディアイサーを装着したくて寒冷地仕様を付けようと思っています。

寒冷地仕様を装着すると、バックランプが片側になる車種が多いと思います。スバルは標準で寒冷地仕様となっており、片側だったと思います。LBXもベースがヤリスクロスなのでもしや・・・と思いYouTube動画などをチェックしていたところ、寒冷地仕様も両側が点灯する事が分かりました。

 

 

点灯した写真がありませんが、バックランプはリアコンビランプの左右のハッチ側白い四角い部分に入っていて、ここが点灯します。その内側にリアフォグランプが装着されますが、左右対称なデザインなのに運転席側しかリアフォグは点灯しません。

リアフォグはLR5Bというソケット式のLEDなのでもしや左にも海外仕様共通でソケットがあったりして・・・。などと考えてしまいますが、リアフォグはデザインの為の用途ではなく、異常天候時に使用する機能装備です。後続車から異常な感じに見えてもらった方が良いのでむしろ片側だけの方が気付きやすいのかもしれません。

下表がオフィシャルなLBX寒冷地仕様の装備情報です。

 

装備 説明 寒冷地仕様 標準仕様 LBX
全車
エンジン冷却水(LLC) エンジン内を潤滑している冷却水は、濃度により凍結する温度が変わるため、冷却水が凍らないように濃度をあげております。
通常濃度の30%だと約-15℃で凍結しますが、濃度を50%にすると凍結温度が下がり、約-35℃になります。
LLC50% LLC30%
ウインドシールドデアイサー 雪だまりや凍結によりワイパーが動かなくなることの防止を目的にフロントガラスに熱線を配したものです。 あり
(タイマー付)
なし
ウインドシールドワイパー ワイパーモーターが寒冷地用で強力になります。 寒冷地用 標準
リヤフォグランプ 霧・雪・雨などにより視界が悪い時にクルマの存在を後続車に知らせるための赤色灯です。運転席側のみに装着されます。 あり なし
フロントヒーター 通常、暖房時は窓の曇り防止として低湿度な外気を導入しており、暖かい室内空気が換気損失として奪われています。この換気損失は暖房熱負荷の半分ほどを占め、結果的に車両燃費の低下につながっております。
内外気2層ユニット化することで、車室内の上層には低湿度な外気を導入し窓を防曇し、下層の足元には暖かい内気を循環させることで、暖房性能の向上と燃費低下防止の両立を図っています。
内外気2層 内外気1層
補助ヒーター(PTCヒーター) エンジン始動直後からエンジンが暖まるまでの間、通常のヒーターに加え、暖房を補う装置(電気式補助ヒーター)です。
エンジンの冷却水温が低いときの室内暖房に貢献します。即熱性があるため、短時間で暖房がききます。
あり なし
リヤヒーターダクト 後席の暖房効果に貢献するため、
リヤシート足下に温風を送るためのダクトが設定されます。
あり なし
ミリ波ヒーター ミリ波レーダー専用カバーへ付着した雪等を取り除くものです。 あり なし

 

リアフォグは使用する機会は少ないと思いますが、ウインドシールドディアイサー、強化されたワイパーモーター、フロントヒーターの内外気2層ユニット化、補助ヒーターやミリ波ヒーターは実用上も必須と思える装備なので、バックランプが減るなどのネガが無い以上、28,600円と価格も安い事から選んだ方が良い装備だと思います。

CT200hには通常仕様でも装着されているヘッドランプクリーナーがいずれの仕様も無いのは残念なところですね。日本海側の湿った雪はヘッドランプに付着しやすく、強い雪の中走行すると暗くなりがちでその際にヘッドランプクリーナーを使用することで明るさを取り戻します。

私も新潟に来るまで有難みを感じた事はありませんでしたが、何度か夜間の大雪の中の走行で目の前が真っ暗になり怖い思いをしましたが、この機能のお陰で助けられました。最近は走りの上ではマスタードライバーなどで極めているトヨタですが、日本国内の地域特有の条件で安全に走行する為の配慮は最新の500万のクルマであっても出来ていません。ここは割り切るしかありません。

フロントヒーターの内外気2層ユニット化はUXに無い装備で調べてみると、プリウスなどに結構前から搭載されたシステムのようです。効果のほどがどれ程あるのかは分かりませんが、効率の悪い冬場のヒーターを少しでも改善出来るのであれば良いですね。

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