先日の人間ドックでLDLコレステロールの値が昨年よりも高値で要診察となりました。これまでの結果を振り返ってみるとずっと基準値よりも高い値で推移、昨年から上がり始めました。
血圧の薬でコントロールがうまく行ってから逆に脂質の代謝が落ちたのか分かりませんが、遺伝などの家族性高コレステロール血症の可能性もあるとの事。人間ドックの際に紹介状を出してくれるとの事でしたが、結果の送付は1か月後なので、待ちきれず、今日午後半休をいただき、かかりつけの内科へ血圧の薬をもらうついでに行って来ました。今日は朝は道路が真っ白でしたが、昼になるとすっかり溶けて太陽も顔を出しました。時々雨や雪の降る状態は続いていますが、積雪はほとんどありませんでした。
家族性高コレステロール血症ですが、
① 未治療の状態でLDLコレステロール(悪玉)が180mg/dL以上
② 黄色腫(手背、肘、膝などの黄色いしこり又はアキレス腱の肥厚)あるいは皮膚結節性黄色腫(皮膚の黄色いしこり)
③ 家族(2親等以内)に家族性高コレステロール血症の存在あるいは若くして冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞)発症歴
この3つのうち2つが当てはまると診断が確定するそうです。
私の場合は①で200mg/dLを越えており、②は該当なし、③は父親が狭心症になったので、何となく該当していそうです。
というか、肥満を防止するために運動を可能な限り行っていた結果の数値だったので、これ以上の食事制限や運動は無理だと思い、白旗状態です・・・。
午後からの診察で1時間以上待ちましたが、診察を受けた結果、すぐに薬をはじめた方が良いとの事になりました。処方されたのはストロングスタチン系のロスバスタチンOD錠2.5mg「DESP」でした。高コレステロールを減らす薬として一番メジャーな薬です。コレステロールを合成する酵素の働きを抑えて、血中コレステロールを低下させます。
最近になってちゃんと調べてみたら、コレステロールの80%は自分の体内の肝臓で合成されるそうです。食事由来は20%ほどなので、いくら食事制限したところで、私の場合、食事からの摂取をゼロにしても160mg/dL位までしか下がらない事になります。
これではとても正常値におさめることは難しいので、薬で合成を抑えた上で食事や運動に配慮する事が必要と思いました。今日から服薬をはじめて異常が出なければ、3月頃に血液検査を受けて経過をみる事になりました。
年末年始もどうしても食事が豪勢になりがちでコレステロールも高めになります。その前に服用が開始出来るようになり、ひとまず心配ごとが一つ減りました。とはいえ、食事、運動にはくれぐれも気を付ける必要があります。