今日は以前から気になっていた中華そばの琴平荘(こんぴらそう)へ行くことにしました。通年営業ではなく、通常は10月1日から5月31日までの営業なので今月で営業終了のようです。山形県鶴岡市の三瀬にあります。
国道7号線で一路北へ向かいます。雨は降っておらずどんより曇り空でした。
ナビの案内ではそのまま国道7号線では無く、何故か海沿いの国道113号線、345号線を案内します。誰もいないはまなす公園でトイレ休憩です。
はまなすが咲いています。
マジマジとはまなすの花を見たのは初めてかもしれません。
国道345号線の風光明媚な海岸線を気持ちよく走行していると特急いなほにぶち抜かれました。元フレッシュひたちのE653系ですね。
各駅停車のGV-E400にもぶち抜かれます。
県境を越えてすぐに三瀬のトンネルを越えた信号を左折すると琴平荘に到着です。
ここのトンネルを抜けてすぐの信号は赤の確率が高く、今までのドライブで良く止められていました。その頃から左折するよう誘われていたかのようで。
10時半前に到着したのですが、69番目・・・。病院とかと違って人数では無いのでこれはかなり待ちますね・・・。
琴平荘周辺はこんな景色の良いところです。青空も出ましたが、強風で時々潮が飛んできます。待っている間散策しました。
北側も良い景色。元旅館と言うだけあって良いところに建っています。入り口にスコアボードのようなもので現在案内している番号を表示していて、初回は40まで入れますが、その後、全然進まず、中に入れたのは12時過ぎでした。そこからさらに1時間ちょっと待ちました。。。
テーブルは12組しかありません。最初の40人はテーブルに付ける訳では無く、お店の中で待つことが出来るだけでした。元旅館だけに待つための広い部屋がたくさんあります。回転はかなり遅いですが、丁寧なお仕事をされているので納得です。
チャーシュー麺と休日は大盛が無いので替え玉半玉を注文しました。数分待って着丼。確かに日本有数と言われるラーメンなだけにクオリティが高いです。チャーシューは柔らかく、味が濃くも無く薄くも無くちょうどいいです。メンマもこだわりの歯ごたえと味です。ネギもフレッシュな感じで、海苔も磯の香が強いです。普通の焼きのりでは無さそうです。そしてスープも焼きあごをはじめとしたスッキリスープで嫌みが全くありません。
そして麺。硬めの縮れ麺で小麦の味が感じられます。米沢ラーメンの熊文さんの麺を太くした感じです。多加水麺ですが、喜多方ラーメンのようにモチモチでは無く、コシがあります。40秒ほどの短い茹で時間がこの強いコシを生んでいるようです。スープが絡んでどんどん麺が進みました。熊文さんの麺は極細なので食べているうちにモチモチ、つまり伸びていきますが、こちらは強ゴシがしばらく続く感じです。
少しして替え玉が来ました。普通盛りでも麺の量は240グラムと多めなので、これは頼まなくても十分だったかもしれませんが、こちらもスープと共にあっという間に完食です。短い茹で時間だとスープに粉の味が写ってしまい、ボケた味になっていきますが、それも無く、スッキリした味が続くのでほとんど飲み干してしまいました。
10時半に到着して食べ終えたのは13時半・・・。3時間はさすがに辛いです。また行くとしたら休日ではなく、平日ですが、行くとしたら10月以降になりますね。
米沢ラーメンも自分にとっては新ジャンルでしたが、このラーメンもやはり新ジャンル。新しい味でした。
帰りは国道112号線月山道路で山形へ下りて、国道13号線で南陽へ。
国道399号線で少しショートカットして、国道113号線で新潟に帰って来ました。国道399号線はいわき市から始まり原発事故の影響を受けた地域も走る酷道のようです。
10時半に到着してせいぜい1時間程度で食べれると思っていたので、予想外に遅くなってしまい、途中寄り道も出来ませんでした・・・。美味しいラーメンを食せたので良かったですが。