CT200hとドライブ日記

レクサスCT200hとドライブ日記♪ 無事故!無違反!?無駄走りw

試乗

今日は午前中に父親と二人でゴルフGTEの試乗に出掛けてきました。

父親がお世話になっているディーラーへ行くとお客さんは誰もいない・・・。営業担当者さんはちょっと遠くに出ているそうで、不在でした。早速試乗用に置いてあったGTEを試乗しました。父親の希望で家の近くの坂道まで往復20kmほど試乗させてもらいました。

GTEの印象はゴルフ7に共通しているかもしれませんが、非常に洗練された乗り心地です。CT200hでは時に横揺れのような挙動を感じますが、路面を常に抑えこんでフラット。それでいてシットリした乗り心地です。GTEの場合、リチウムイオン電池を搭載していることから、その重量増でさらにシットリしており、落ち着いた乗り心地です。

まずはEVモードで走り出しまいたが、静粛性は驚異的です。そして結構トルクが感じられ十分な加速です。CTのように必要十分という感じではなく、流れをリードできるくらいで十分です。
ロードノイズなどしっかり抑え込んでいて、試乗車はオプションのDCC装着車の為、18インチのホイールで、薄いタイヤですが、信じられないくらいマイルドな乗り心地です。

続いて、HVモード。まずはエンジンが回り始めますが、振動や音はほとんど感じません。暖気をしている感じでしたが、2000rpmで回っていてもノイズは全く気になりませんでした。加速感はEVモードとあまり変わらずです。途中父親のブレーキが遅く、プリクラッシュの警告音が鳴りました。。。この装備、やはり有効なようです。

ブレーキもトヨタのハイブリッドのような停止直前の違和感がなく、自然で良く効きます。続いてGTEモード。エンジンが回り始めますが、やはりノイズは大きくなりませんが、低音が響きややトルクが上がったような感覚です。気が付くとかなりのスピードが出ている滑らかさがあります。その分盛り上がりに欠けると言った感じで、父親は終始首を傾げていました。。。

実家を通り過ぎ山間でUターンし、私と運転を変わりました。運転してみるとやはりCTよりもパワーが感じられ、ステアリングも切り始めが軽いもののしっかりした手ごたえがあり、加速、減速、停止が非常に洗練されていました。モードを試してみたところ、HVモードではアクセルOFFで回生ブレーキが強めにかかりますが、EVモードではコースティングでNレンジに入る感じで、減速しません。下り坂でエンブレが欲しい時はセレクターレバーをBレンジに入れることで強力な回生ブレーキが掛かります。平地なら停止まで回生ブレーキで止まれてしまいそうなくらいです。

この洗練された感覚は良いですが、アクが無く、特徴も感じれない為、優等生すぎる嫌いがあり、後味に何も残らない感じでした。CTの方がクセがある位です。。。燃費はディスプレイ上で20km/L位でした。

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このクルマのメリットを生かし切るには充電コンセントの設置が必要で費用は10万円~と言う事でした。CTと比べたらクルマとしての魅力は一枚上手と感じました。設備が準備できるなら私も買い替えたいところですが、決定的かと言えばそうでもない。。。CT200hのちょっと足りないゆったりしたドライブも魅力的で満足しています。

それに輪を掛けて父親はあまり満足しなかったようで、営業さんにゴルフRは無いんですか?と聞いていました。GTEはアクセルのフィーリングが単調で面白くなかったようです。。。そのうちゴルフRの試乗車も準備いただけるとの事でディーラーを後にしてきました。


昼食を食べた後に家族でドライブに出かける予定でしたが、ディーラーの営業担当さんから電話があり、ゴルフRの試乗車を県内のディーラーから回送してきたので、乗って下さいとのこと!

再びディーラーへ立ち寄るとやはりお客さんはおらず。。。ホワイトのゴルフRがブラックのGTEの隣に準備してありました。

走行200km程度の新車でした。プッシュスタートスイッチを押すとタコメーターとスピードメーターの指針が0からフルまで動くギミックが父親は早速気に入ったようです。。。昭和の人間ですね。。。

アイドリング音はGTEはもちろん無音ですが、Rは低音が響きエンジンの存在を主張します。走りだしてすぐに、やはりスッキリ洗練された感覚が伝わってきます。

市街地をゆっくり加速しただけで父親は笑顔になりました。エンジンのトルク感がDSGの変速に合わせて伝わってくるこの感覚が好きなようです。今乗っているパサートも同じような感覚でV6のエンジン音が意外な美点です。

ノーマルモードで走り出しましたが、足回りの硬さは感じるものの、ダンパーが伸び側も縮み側もキッチリ仕事していて、GTE同様シットリした良い乗り心地です。ボディーがずっとフラットに移動する感覚なので、ギャップなどでは揺すられ感はありますが、ダンパーがすぐに揺れを収束してくれるので不快ではありません。

コンフォートモードにすると足回りはマイルドになり、ギャップでの揺すられ感が小さくなります。CTはギャップでの揺すられ感はあまりないものの、路面のうねりなどでボディーもそのままうねり、進路を乱されますが、それがほとんど感じられません。

父親がパワーをチェックする坂道で加速を試し、これなら十分と満足していました。GTEと同じコースを走り、同じ場所で父親と運転を交代しました。私はエコモードを試してみましたが、アクセルオフでコースティング走行になります。これは一般道ではあまり使えない気がしますが、高速道路では威力を発揮し、燃費向上に繋がると思います。そしてレースモードも試しました。エンジンは以前乗っていたGTIのSモードと同様で、低いギアで高回転を維持し、足回りはかなり硬くなります。この硬さもやはり不快でなく、ドライバーにはとても楽しい加速とコーナリングを提供してくれます。

久々にDSGのギアボックスを運転しましたが、ギアチェンジが別物のように洗練されていて、市街地などでもギクシャクするどころか、低速域でアクセルオフした際のシフトダウンを利用してスムーズに停止するなどコントローラブルです。パサートに見られる4WD(4MOTION)のON・OFFのギクシャク感も全くありません。

色々と感銘を受けながらの試乗でした。

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GTEもそうですが、とにかく洗練されていて、スッキリ感、良いモノ感が伝わってきます。特にゴルフRはエンジン車で減税や補助金など当然なく、アイドリングストップするくらいでJC08モード燃費は14.4km/Lとこのスペックにしては良いと思いますが、ハイブリッドと比べてしますと良くないです。試乗の間の燃費は12km/Lほどでした。

それでも通勤などで使わず、普段使いはアクアなので、GTEにしてもメリットは少ないかもしれません。何よりも父親にとってはドライバビリティーがゴルフRの方が圧倒的に勝るようです。と言うワケでおそらくこのゴルフRへの買い替えが近いうちにありそうです。。。

試乗の後は、母親の実家にお墓参りに行ってきました。

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家の前にあったアケビの木。実が沢山ありました。奥の柿の木にもたくさんの実が。
お墓の近くに借りている畑にも立ち寄り、家庭菜園もチェック。先日の大雨で多少畝が崩れているところもありました。異常無しでした。

本日は赤城山の南麓にあるドイツ村クローネンベルクが17時以降入場無料だったので立ち寄りました。

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ここで夕食を食べて、花火を見て帰ろうと思っていましたが、花火は20時30分から開始で3時間以上時間があり、代わりに市内のとんかつ屋さんで夕食を食べて帰ってきました。

今日は2台も試乗し、外観は同じ様な2台でしたが、中身は全く異なる2台でした。ゴルフGTEを試乗しにいって、相反するようなゴルフRの商談をすることになるとは想像もしていませんでした。。。パサートも良いクルマで下取り20万くらいと聞いた時はショックでした。。。見積価格は同一の装備にした場合にGTEもRもそれほど変わらず、GTEでは補助金が出る分、Rは値引があるようで、乗り出し価格は変わりません。この価格帯では、クラウンハイブリッドなど結構高級なクルマが買えます。でもその魅力も父親は感じないそうで、選択肢の少ないボディーカラーで先ほどは悩んでいました。。。
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