その1からの続きです。
これがお借りした特殊工具。

ピンチプライヤーと言って、このように使います。

スロットルには冷却水が流れており、入口と出口の流れを止めます。この工具が無いと、冷却水が流れ出てしまいます。冷えていれば流れるだけですが、温まっていると噴き出して大変な事になります

純正のスロットルを取り外しました。

中はオイルでアブラギッシュ・・・。それなりに汚れていますが、このエンジンではコレくらいが当たり前だとか。
純正スロットルとシンクデザインさんのビッグスロットルの比較です。

左がビッグスロットル、右が純正です。吸い込みで空気抵抗にならないよう、シャフト形状が異なり、内径も機械加工でツルツルです。純正の段付きが無くなり、面積では純正に対し、119%となっているそうです。
裏側です。

こちらも入口から段付きが無く、ツルツルです。
純正スロットルはシンクデザインさんへ返送します。
スロットルのパッキンを付属の新品に交換します。

冷却水のホースとコネクタを接続し、スロットルの交換が完了しました。

後は元通りに組み直して終了です。

バッテリーを繋ぎ、POWER ONしました。エンジンが掛かり、アイドリングは1300rpmとやや高めです。
交換の所要時間は90分位でした。途中、ラゲッジルームの整理をしたり、スロットルのインテークホースを止めている固定金具の向きが悪く、インテークパイプと干渉気味だったので手戻りしたりしていたので、実質60分程度かと思います。
この後、試運転がてら洗車場へ向かいました。