今日は父親と忍山川と並行する道の奥までウォーキングに出かけてきました。

この辺りには砂防ダムがあり、少し上流は以前バーベキュー広場として夏場は大混雑していましたが、ゴミの不法投棄が絶えず、今は立ち入り禁止となっています。有料で管理されたようなサイトでないと色々問題が発生しますね。大昔には川を堰き止めてニジマスを放し、マスのつかみ取りを地元の自治会でやっていたころもありました。

少し時期が遅いですが、キツネノカミソリが咲いていました。

奥に行くと道路改修碑が立っていました。昔はクルマが通れるような道路ではなく、田舎道が延々と続いていたそうです。

その近くには祠があります。山神様らしいですが、昔ここよりも奥から移設したものだとか。

忍山川を挟んで対岸に渡る橋がここにありました。木橋でしたが、今も石垣の橋台が残っています。沢が見えますが、ここを上っていくと住居があったそうです。
かぶっちょと呼ばれている地域です。

道路の擁壁にはイワタバコがたくさん自生しています。養分の違いからか葉がとても小さいものと巨大なものと場所によって成長具合が全く違います。

温泉神社です。今は温泉は湧いておらず普通の井戸のようなものがありますが、建屋が倒壊していて荒れてしまっています。桐生市のホームページには忍山温泉の冷泉化伝説という興味深いお話も紹介されています。
桐生市のホームページ→忍山温泉の禁忌
しかし、この周辺で温泉が湧いているような場所は無く、本当に温泉だったのかは謎です。忍山鉱泉湯元 忍山館、奥の湯元 三光館(山光館ではない)の2軒が温泉宿としてあったそうです。

千手観音をデフォルメしたような面白い石仏がありました。境内は言うまでも無く荒れていますので撮影する気にもなりませんでした。

少し先へ行き、廃屋に囲まれた最後の人家を過ぎたあたりには捨て置かれたサンバーがありました。これもかなり古いですね。調べてみたところ3代目(1973年-1982年)ではないかと思われました。10年程度活躍していたとして、30年以上は放置されていることになります。

このサンバーの他、ここまで来る間、廃屋は多数あり、その一軒一軒に生活があったと思うと寂しい思いになりました。
ここよりもさらに奥の方には旧忍山温泉旅館山光館の廃屋があります。
ここは20年くらい前までは旅館の経営はしていませんでしたが、住んでいた方がいました。忍山の入口、今も残る田中商店の前の交差点に「山光館」の看板が出ていたと思いますので、昭和には当時犬の散歩で訪れた際に放し飼いにされている犬に追いかけられたことがあったと思います。こんな廃屋になっているとは寂しい限りです。
そんなことを思い返しながら帰路につきます。

家に戻ってくると近所の家の飼い猫が遊びに来ていました。いつも餌を貰ってしばらく遊んで帰っていくようです。昨日までは梅雨のような天気でしたが、今日から気温がやや高めです。スッキリ晴れることはありませんでしたが、歩いただけで汗だくになりました。