今日は予約していたLBXのエアコンエアコンガスの回収・真空引き・充填(SNAP-ONエアコンシステム)の施工で新潟市のテツガクガレージさんへ行って来ました。
CT200hでは納車5年後にシンクデザインさんで施工してもらい、その効果が感じられた為、LBXでは新車のうちに施工しようと思いショップを調べていました。CT200hの時は既定のガス量470gに対し、充填されていたのは370gで100gマイナスでした。
新潟に無ければシンクデザインさんまで遠征しようか考えていましたが、良さそうなショップが市内にありました。
LBXのエアコンは従来のR134a (HFC-R134a)ではなく、R1234yf (HFO-1234yf)になっています。温暖化係数が、R134aが1410に対して、R1234yfは1以下とかなり小さくなるらしいです。今のところのデメリットは可燃性だったり10倍くらいの高コストなところです。
こちらがテツガクガレージさんのSnap-on CAR A/C SERVICE STATION DUAL proです。
両方のガスに対応していて、オイルラインの自動洗浄機能などもあり、ほぼ全自動でガスの回収・真空引き・充填をしてくれる機械です。新潟県では数軒しか導入していないクルマ一台分くらいの高額な機械だそうです。調べてみたら地元の群馬県では数軒しか導入しているショップがありませんでした。実家近くにあれば効きの良くないゴルフRの施工もしてみたかったのですが。
圧力チェック→回収・真空引き・再生・充填→圧力チェックの工程で45分程度で作業が完了となります。作業の間、2階の美術館のようなカフェのような素敵な部屋でコーヒーを飲みながらこのシステムの説明などを聞いているうちにあっという間に終わりました。本業は家具屋さんとの事で美術品のような家具を販売されています。
充填前の測定でも吹出口の温度が5℃まで下がりました。これはかなり性能が良いらしいです。しかし、CT200hの時も100g不足でしたが、LBXは何と310gしか充填されていませんでした・・・。設計充填量は450gなので、140g追加ガスが必要です。このガスがとにかく高額で1g80円で、80円/g×140g=11,200円も掛かりました。
この充填量が意図的な充填量となっているならば、1万円程度工場側はコストダウン出来ているという事になります。こんなところでケチっているとしたら何となく気分が悪いです。最初から設計充填量を300gとかにすれば良いのに・・・と思ってしまいますね。工場充填時は真空引きは行われていないようです。この充填量のバラつきは具体的には書きませんが、車種やメーカー、工場に依存するそうなので、意図的としか思えずそのような自動車業界の闇・モラルにはガッカリです。
気を取り直して・・・今までは新冷媒の場合、オイルのみ添加だったそうですが、今年から添加剤がSUNOCOのAC EFFECTER yfが基本料金で追加出来るようになったそうです。その他、追加料金でWako'sのパワーエアコン リキッド (PAC-L) やMicrolon Airconditioner Fix for R-1234yfが選べます。
この中から追加で9,800円掛かりますが、CTの時もR134a用のマイクロロンエアーコンディショナーフィックスを入れてもらっていて定評がありましたので、これを追加してもらいました。
外気温がまだ低い事もありますが、ガスが大幅に足りない状況でも5℃まで冷えるエアコンシステムが完璧なガス量、添加剤によって今年の猛暑でどれくらい活躍するのか楽しみです。
テツガクガレージさんは店主の方がとても丁寧な説明をしてくれてお店もアーティスティック。自動車整備店とは一線を画すスタイルのお店です。新潟県では他に1、2ショップしか設置しているところが無く、テツガクガレージさんはその中でもとてもおススメ出来ます。
ホームページに私のLBXも掲載していただきました。
インスタグラムにも詳細なメニューがあります。
カーエアコン専門店のテツガクGARAGE(@tetsugaku_garage) • Instagram写真と動画
お近くで興味があればこのホームページから予約が可能になっていますので、是非検討してみてください。