子供の日の今日は朝から晴天という天気予報でしたが、晴天になったのは昼から昼過ぎ位に掛けてで朝は曇り、夕方も曇り空でした。
そんな曇り空を見ているとこの時期に毎年決まってゴールデンウイーク付近に見かけるカゲロウの群れが飛んでいました。この辺りではその飛び方から「あがりさがり」と呼ばれていました。写真では拡大しても分からない位小さな点になってしまっていますが、かなり大量に飛んでいました。
金曜日に新潟から地元へ走行し、翌日土曜日は邑楽のでんえんマルシェ、多々良沼、昨日日曜日は榛名山へとこのGWはいつもゴルフRで行くところをLBXが活躍しました。
昨日給油していますが、これだけ楽しんでガソリン代は3,700円ほどで済みます。
しかしもっと凄いのがアクアです。
今日の夜、母親の送迎でアクアで出掛けました。リセット間平均燃費が脅威の42.1km/Lです。カタログ燃費以上の表示になっています。車両が軽く、LBXよりも出力が小さいはずのモーターでも実用上パワフルに加速し、エンジンが目覚めるタイミングがLBXよりも遅めで好燃費を叩き出すのも納得です。
実家からはしばらく下りなので、燃費が伸び、帰ってくるときには上りで燃費は落ちますが、実家へ到着した時の燃費は40.9km/Lとなっていました。満タン法での燃費はこれほどは良くないと思いますが、それでも30km/L台は割る事は無いようです。
LBXは車載の燃費計と満タン法が近い値になりますが、25km/L位が良いところなので車重の増加分モーター出力を上げて落ちた分の燃費は結構大きい事も分かります。
アクアはロードノイズやエンジンノイズがそれなりに大きく鉄板が共鳴するような音、車外騒音など色々な音が聞こえてきます。それに大き目な上下動などを感じます。これらはLBXでは比べると圧倒的に抑えられていますが、その重量の増加によって燃費がトレードオフになっているようです。
しかし、LBXと同価格帯の他メーカーのクルマを比較してしまうと、LBXの足回りはドタバタしていますし、ロードノイズも大き目だったりします。トヨタ車と比べたらLBXは価格差分に確実に良いと言えますが、他メーカーと比べたら、故障の面ではバッテリー上がりという点でその対応を含めて致命的。車両品質は良いところも悪いところあってそこそこ、抜きんでているところはハイブリッド車としての洗練以外に特に無いと言う評価になってしまうかもしれません。
前車のCT200hは10年以上前の生産技術にも関わらず当時の基準では車両品質が非常に高く、デッドニングなどで普段目に触れない箇所も見ていますが、そんな箇所も丁寧な造りでした。10年以上経って生産技術が更に向上しているはずなのに10年前以下の品質で良いのかも疑問です。
LBXは運転すると本当に良いクルマだと感じますが、ハードウエアの周りのソフト的な部分を含めた改革が行われないとファンは醒めて離れていってしまうと思います。アクアのような実用的なクルマが買えれば、クルマはそれで十分という成れの果てが見えてしまうのはクルマ好きとしてとても残念な事です。
そんな雑感がアクアの驚異的な燃費から連想されてしまいました。