数日前にオプティメイト7の充電サイクルがようやく完結しました。
実はこの翌日にも朝から夜まで充電をしてみましたが、これまでと同様にLED4(青)のステータスまでしか行きませんでした。この状態で24時間ほど放置するのも解決策の一つのようですが、一旦コンセントを抜き、差して電流を少し流した後に再び抜き差しするとLED4(青)から始まり、次のステップへ数分で移行し、その後すぐに充電が終わりました。
こうなってしまう原因は充電中に消費電力が大きいと電圧が上がりにくい状況になる為だそうです。特にLED3(赤)の時には大き目の電流が入りますが、LED4(青)の時の充電は小さい電流で少しずつ充電するステップのようで、大きな電流が車両側で消費されると電圧が上がらなくなるため、次のステップへ自動的に移れなくなるようです。
一応充電が終わり、CCAも悪い状態でもなく、補機バッテリーに問題は無いようです。
そこから2日しか経って、今日夕食でドライブした際の電圧は12.1Vでした。あまり高くないので、パワーオン直後は14.8Vと充電電圧になりましたが、この充電電圧から数分後には13.2Vへ低下し、充電完了の状態となりました。
オプティメイトでの充電サイクルが終わらなかった先週の長野へのドライブの時には2時間以上14.5V位の充電電圧のままでした。
夕食後に再びパワーオンするとまた14.5Vほどの充電電圧になりましたが、同様に数分で13.1Vへ低下しました。この違いは何なのか分かりませんが、明日バッテリーモニターを取り付けるのでもう少し細かくモニタリング出来るようになると思います。
と思っていたら、夕食を食べに行ったお店の駐車場でクラウンクロスオーバーが補機バッテリー上がりでJAFのお世話になっていました。今まで気にしていませんでしたが、こうしてJAFのお世話になっているクルマは最新のハイブリッド車が多いという事実。
とにかく私のLBXのバッテリーの状態は悪くなく、問題はバッテリーの消費電力の急増がいつ起こるのかですね。バッテリーモニターがあればリアルタイムに電圧を把握できるので、実際に上がってしまった使用状況を再現してみてどんな挙動になっているのか確認してみたいと思います。
ちなみにレクサスアプリではバッテリー上がりの前からずっと「補機バッテリーの状態で車両からデータを取得できません」というメッセージが出っぱなしです。実際にはデータの取得が出来ていて意味不明なメッセージです。本日ディーラーから連絡があり、G-Linkのサポートセンターから近日連絡があるようです。
このLBXのバッテリー上がりですが、欧州でも同じように発生していてワンサイズ大きなLN1に乗せ換えている対策もあるようです。しかし、先日のバッテリー上がりのような急速な電力消費ではLN0→LN1に上げた程度では全く太刀打ち出来ないと思います。メーター警告表示で補機バッテリー電圧の低下を出せないまま上がっている状況を見ても、マネジメントプログラムに重大な欠陥や問題があるような気がしてなりません。
LBXは年次改良の頃に新しいプログラムにより解消するとの噂があります。今回の年次改良ではACTIVEの追加、リアダンパー容量変更による乗り心地向上、アクティブノイズコントロールを全車標準装備、ヘッドアップディスプレイの表示領域を拡大と真面目な改良内容がアナウンスされていますが、バッテリーは改良以前の品質問題なので特に明言はされていないようです。商品力を高める以前に通常品質に戻すところからはじめて欲しいですね。