今日はCTの洗車をしました。
先月までスノーボードに出掛けていた際に、おそらくタイヤチェーンなどから発生したと思われる鉄粉が盛大にボディーに付着してしまい、その鉄粉を除去した時に小傷が沢山付いてしまいました。
この角度から見える時があるのですが、光の加減で目立ちませんね。。。日中では分からず、日が傾いた時に小傷が現れます。
素地はコーティング剤のお陰でキレイで映り込みも悪くありません。と言う訳でポリッシャーは軽めに掛ける事にしました。
ポリッシャーを掛ける前の洗車の前に気になるところのチェックです。これはリアドアの後ろ側のガラスの枠です。劣化して模様のようになってしまっているので、思い切ってコンパウンドで磨いてしまいます。
磨いて幾分落ちたものの完全に落ちきるまではもう少し目の粗いペーパーなどで削ってしまわないとダメみたいです。少し目立たなくなりましたので、今回はこれで良しとします。元々艶のある樹脂でしたが、7年経過して8年目なので劣化は致し方なしですね。
ついでにガラスの油膜取りの研磨もしました。新潟は雨が多く、ウインドウの撥水は重要です。先日の雨の走行では撥水剤が完全に落ちてしまったので、再施工する為です。研磨剤がしつこく残ってしまうので、洗車の初めの方にやっておく方が研磨剤の残存を減らせて良いです。
その後、鉄粉取りスプレーで鉄粉の除去です。虫などがバンパーに沢山付着していたので、鉄粉取りグローブを使って落としました。かなり簡単に落ちていきます。
鉄粉取りが終わったら水で洗い流して、こういったバフが入らない箇所を手磨きしていきます。マイクロファイバータオルへ3Mのコンパウンド ハード1-Lを付けて磨いていくと簡単に汚れが落ちて、艶が出てきます。
こんな感じに仕上がります。爪などで付いてしまう引っかき傷も落とすことが出来ます。
この辺も角の方まで磨きにくいので手磨きしました。バフで研磨しなくても良い位艶々になりました。
愛用のギアアクションポリッシャー コンパクトツールG-150Nに昨日洗って乾燥したウールバフを装着して、3Mハード1-Lで磨いていきます。
線傷を落とす程の研磨力はこのポリッシャーにはありませんが、私のような素人でも磨き過ぎて、地が出てしまうなどのトラブルになりにくい長所があります。主に荒肌の調整といった感じで磨いていきます。
一通り磨き終えて、特に艶などに不満は無いので、スポンジバフでの研磨は省略しました。テールレンズやサイドバイザーなどもついでに磨いておきました。
ポリッシャーでの研磨が終わったらコンパウンドや油分を除去する為に中性洗剤でシャンプー洗車します。余っていたブリスEBAクリーンを使いました。その後水分を拭き取ります。入念に拭き上げる事で付着したコンパウンドも落とすことが出来ます。
表面のクスミが取れて透明感が蘇りました。触った感じも滑らかツルツルです。
ルーフもしっかり鏡面になり、こちらもツルツル。こうすることでコーティング剤のノリがかなり違います。
ドアミラーのハウジングも艶々に。
エンブレムもマスキングせずに一緒に磨いています。
磨いた事によって写真では伝わりにくいのですが、クリアコートが透明になって白さが際立つ感じに。何だか洗剤のCMみたいですが、蓄積した汚れが落ちる感じです。雪国だと茶色っぽくなっているクルマをよく見かけますが、消雪パイプから出る地下水の鉄分や鉄粉などによるものと思われ、定期的に落とす事が必要なのかもしれません。普通の洗車ではミネラル分などは落ちにくいので、鉄粉除去剤で化学的に除去したり、こうしてポリッシャーとコンパウンドで物理的に除去するしかなさそうです。
傷消しが目的でしたが、今日の天気だと明るすぎて傷を追う事すらできません・・・。結局コーティングの下地作りになってしまいましたが、少しでも傷が目立たなくなれば良いです。
ここまでの作業で15時前になったので、ボディーのコーティングは明日以降にやります。
コンパウンドを掛けたリアドアのガラス枠にワコーズスーパーハードSH-Rを施工します。以前も施工したことがありますが、モールにコーティング剤が付着して何年も取れなくなってしまったので、一応雑ですがマスキングして施工します。
塗布して、5分置き、余剰分を拭き上げて完了です。ややムラが目立ちますが、今回はこれで良しとします。
続いてリアワイパー。こちらも白化しやすく、定期的にスーパーハードを施工しています。
劣化したコーティング皮膜が残っており、ホントは研磨してから施工した方が良かったかもしれません。こちらも若干ムラになってしまいました。
それからワイパーカウル(カウルトップベンチレーター)。こちらも白化しやすく定期的な施工が必要です。
こちらは施工した成果が一番感じられる箇所で黒々します。
フロントのアンダーグリルも同じく、定期的に施工しています。スポンジがうまく入らない形状なので、太めの筆などへ溶剤を浸み込ませて塗布していきます。一時は激しく白化して、交換も一時考えましたが、WAKO'SスーパーハードSH-Rのお陰で未だに黒々しています。
ついでに冬用ワイパーへ交換していた間、最近のドライブで拭き残しが激しくなり、思いのほか劣化してしまったワイパーブレードも新しいものに交換しました。
とりあえず、今日の作業はここまでで終了です。後はボディーとガラス、タイヤのコーティングです。
夕方に再度チェックすると線傷がかなりありました。。。この線傷はコンパクトツールのG-150Nと3Mハード1-Lの組み合わせでは消せないようです。QT-1LN(5975R)という、より研磨力が高まった新しいコンパウンドがあるようなので、次の機会・・年末でしょうか・・に試してみたいと思います。コーティング剤を施工する前なので、施工すれば傷が埋まり、浅い物は目立たなくなるはずです。
今日は気温が30℃くらいまで上がり、汗だくになりながらの施工でした。。。体を動かしていないので、ちょうど良い運動になりましたが、暑さもあって結構疲れました。
そう言えばアクアのタイヤが新しくなっていました。以前と同じくNEXTRYになっていました。ベーシックなタイヤですが、アクアに合うタイヤです。接地面積が狭いので、その分転がり抵抗も低そうです。レビュー等ではあまり良い評価ではないものもありますが、ロードノイズや運動性能などアクアではそれほど求めないので、信頼性も高く、費用対効果でちょうど良い感じです。
アクアは車検も受けていて、キチンとハイブリッドビークルトランスアクスルフルード(CVTF・ATF)が交換されていました。CTも以前ハイブリッドビークルトランスアクスルフルード(CVTF・ATF)をシンクデザインさんで交換してもらっています。
その頃は6万キロくらいの走行距離だったのでもう5万キロ走りました。そろそろまた交換を考えた方が良いかもしれません。ディーラーで交換すると言う事はやはり無交換では宜しくないと言う事かもしれませんしね。